重い心臓病を患い、米国での心臓移植手術が成功した京都市伏見区の片坐康祐ちゃん(7)の両親らが23日、京都府庁で記者会見した。父親の宏一さん(57)は「元気になり、無事日本に帰って来られた。本当に地元や全国のいろんな方々のおかげでここまで来ることができた」と感謝の気持ちを述べた。
 康祐ちゃんは2014年12月、難病の「拘束型心筋症」と診断された。米国で手術を受けるため15年12月から募金を呼び掛けたところ、1億円を超え、16年5月に渡米。今年2月に米国で移植手術を受け、無事成功した。
 術後の経過は良好で、今月19日に帰国。現在は国立循環器病研究センター病院(大阪府吹田市)に入院し、経過確認を行っている。早ければ8月中にも退院できる見通しで、2学期から小学校に進学できるよう準備を進めている。
 母親の美子さん(44)によると、手術後康祐ちゃんは野球に夢中になり、投球したり走り回ったりできるまで回復。「元気になり、野球ができるようになってうれしい」と話しているという。 (C)時事通信社