厚生労働省は27日までに、熱中症対策のため、今年4月から生活保護受給を開始した世帯のうち、高齢者や子どもがいるなど一定の要件を満たせば、5万円を上限にエアコンの購入費用の支給を認めることを決めた。
 生活保護受給世帯は原則、生活費をやりくりして必要な日用家具などを調達している。ただ、受給を始めた直後や災害時などは、炊事用具といった生活に必要な家財がない場合もある。その際国や自治体は、上限額を設けて購入費用を支給している。
 厚労省は全国で熱中症による死者や患者の報告が相次ぐ中、予防策としてエアコン購入費についても新たに支給を認めることにした。
 対象は、自宅にエアコンがなく、高齢者や子ども、障害者、体調が優れない人など「熱中症予防が必要とされる人」がいる世帯。今月から運用を始めた。 (C)時事通信社