加藤勝信厚生労働相は7日の閣議後の記者会見で、乳児用液体ミルクの規格基準を定めた改正厚労省令を8日に公布、施行することを明らかにした。これまで国内では製造・販売がされていなかったが、今後は可能になる。
 乳児用ミルクはこれまで、調乳が必要な粉ミルクの基準しかなかった。一方、液体ミルクは常温で保存でき、ふたを開けて吸い口を装着するなどすればすぐに飲め、災害時などに有効。このため、乳業メーカーの業界団体、日本乳業協会などが規格基準作りを求めていた。
 改正省令では、乳児用液体ミルクについて、必要な栄養素を加えるなどした「調製液状乳」と定義。常温で保存する製品が対象で、保存性のある容器に入れて120度で4分間の加熱殺菌をするなど成分や製造、保存、包装などの基準を定めた。 (C)時事通信社