【ロンドン時事】英政府は30日、未成年によるエナジードリンクの購入を禁止する方針を発表した。飲料に含まれるカフェインなどの大量摂取による健康被害を防ぐのが狙い。エナジードリンクは既にリトアニアで未成年の購入が禁止されており、今後、世界的に広がるかが注目される。
 エナジードリンクの飲み過ぎは睡眠障害や肥満、頭痛・胃痛、異常な行動などにつながる恐れがあると指摘されている。250ミリリットル缶1本にはコーラ約3本分のカフェインが含まれている。
 英政府は購入を禁止する年齢を酒やたばこと同様に18歳未満とするか、16歳未満とするかで意見の公募を開始した。公募結果を踏まえて詳細を詰め、議会に法案を提出する。対象地域はイングランドのみ。
 英国では「レッドブル」や「モンスターエナジー」が人気を集めているが、一部の大手スーパーなどは既に自主的に16歳未満への販売を控えている。英政府は「われわれは子どもたちを健康被害から守る責任がある」としている。 (C)時事通信社