国立がん研究センターは、2011年にがんと診断された患者の3年後の生存率は71.3%だったと発表した。全国のがん診療連携拠点病院など268施設の患者約30万人の情報を集計した。
 がんの部位別の3年生存率は、膵臓(すいぞう)が15.1%にとどまった。肝臓(53.6%)、肺(49.4%)なども低く、同センターは「より良い治療の研究が必要」と分析した。
 がんは5年後の生存が治癒の目安とされ、同センターはこれまで5年生存率を報告してきたが、5年生存率は集計に時間を要する。今回は、より新しい情報をまとめて治療の見直しなどに役立てる目的で、3年生存率を初めて公表した。
 他の部位別の生存率は胃74.3%、大腸78.1%、乳房(女性)95.2%、食道52.0%、子宮頸部(けいぶ)78.8%、子宮体部85.5%、前立腺99.0%、ぼうこう73.5%。 (C)時事通信社