災害発生時に被災地の重傷患者らを受け入れる災害拠点病院に関し、厚生労働省は12日までに指定要件を改正し、災害時に優先的に燃料を確保できる体制を整えていることを追加した。地域の関係団体や業者との協定締結を求めている。
 災害拠点病院は従来、通常時の6割程度の発電容量のある自家発電機などを備え、3日分程度の燃料を確保しておくことが要件になっていた。6日に発生した北海道地震でも、道内34の災害拠点病院で一時停電となったが、いずれも自家発電で対応した。
 ただ、災害時に停電が長引き、道路の通行止めなども起これば、普段取引している業者が燃料を供給できなくなる恐れがある。このため、厚労省は5日付で指定要件を改正。災害時に燃料供給を受けられるルートを確保するよう求めた。 (C)時事通信社