厚生労働省は14日、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)年金部会で、厚生年金や企業向け健康保険の加入対象者の拡大について議論する場を新設する方針を示した。適用対象となるパート従業員らの要件を見直し、加入者の増加を加速する。2019年末までに制度の詳細を詰め、早ければ20年に関連法案を国会提出する。
 加入対象の拡大には、事業者の保険料支出などが増える側面もある。14日の年金部会では、委員から事業者側の意見を聞くなど丁寧な議論を求める意見が出た。厚労省は今後、設置時期や出席者の調整を進める。 (C)時事通信社