【ニューヨーク時事】国連総会は26日、単独の病原体による感染症で世界最大の死者を出している結核の撲滅に向けた初のハイレベル会合を開き、2022年までに計4000万人を対象に検査・治療などを行い、対策費も倍増させることを盛り込んだ政治宣言案を承認した。
 モハメド国連副事務総長は結核撲滅には「より良い保健や社会福祉のシステムが必要だ」と訴えた。
 会合は日本が共同議長を務めた。結核対策費は年間130億ドル(約1兆4600億円)に拡充される。世界保健機関(WHO)によると、17年の新規結核感染者は推定1000万人。エイズウイルス(HIV)との重複感染者を含めた結核による死者は160万人に上る。 (C)時事通信社