厚生労働省は28日、日本人戦没者の遺骨に関する調査のため来月、職員3人をフィリピンに派遣すると発表した。2010年から中断している同国での遺骨収集事業の一環で、8年ぶりに再開することになる。
 派遣期間は10月9~17日。フィリピン国立博物館などに保管されている遺骨を鑑定する。現地で日本人の遺骨か判断できない場合は、一部を日本に持ち帰り、DNA型鑑定を行う。
 ヌエバビスカヤ州では、米軍の資料で日本兵が埋葬されたとの情報がある箇所を調査する。
 同事業をめぐっては、フィリピン人の遺骨混入の疑いが発覚して中断。その後、事業を見直してフィリピンと合意し、5月に両国が協力覚書を締結していた。 (C)時事通信社