厚生労働省は2日、風疹の患者数が特に増加している埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知の5都県や域内の保健所を設置する自治体などに対し、妊娠を希望する女性や妊婦の家族らが積極的に抗体検査を受けるよう周知を求める通知を出した。検査の結果、免疫力が低かった場合は予防接種を促すことも要請している。
 風疹は、妊婦が感染すると、赤ちゃんが心臓病や難聴、白内障などの障害を持って生まれる可能性がある。予防には2回のワクチン接種が有効とされるが、妊娠後は接種できない。このため、厚労省は5都県の妊娠希望者や妊婦の家族らに重点的に抗体検査を呼び掛け、免疫力が低い場合には優先的に予防接種を受けられるようにする。 (C)時事通信社