5日から来日中のミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は7日、福島県泉崎村を訪れ、農業の現場で障害者の就労を促進する「農福連携」(農業と福祉の連携)の取り組みを視察した。スー・チー氏は「障害があっても強い人たちだ。学ぶことがたくさんあった」と語った。
 スー・チー氏は、社会福祉法人「こころん」が運営する直売所・カフェで、施設長や村長らと懇談。その後、精神障害者らが農作業に従事しているオクラ畑などを視察した。ミャンマーでは農業が主要産業で、日本の先進事例を参考にしたい考えだ。
 熊田芳江施設長は「ミャンマーと日本は、高齢化や農業の人手不足など共通の課題がある」と指摘。「小さな取り組みだが、参考にしていただければありがたい」と話した。
 スー・チー氏は9日、東京で開催される日・メコン地域諸国首脳会議に出席する。 (C)時事通信社