国立感染症研究所は16日、今年初めから今月7日までに報告された風疹患者が計1103人になったと発表した。1000人を超えたのは、大規模な流行となった2013年以来5年ぶり。93人だった昨年1年間の12倍近くに上っている。同日までの1週間の報告数は135人で、5週連続で100人を超えた。
 今年の累計患者数は、都道府県別で東京362人、千葉216人、神奈川132人、埼玉78人、愛知61人の順に多い。特に30~50代の男性が多く、ワクチンの接種歴がないか不明の人が大半。
 妊婦が風疹に感染すると、赤ちゃんが難聴や心臓病、白内障などになって生まれる可能性がある。厚生労働省は、患者数の多い5都県の妊娠を希望する女性や妊婦の家族らに、抗体検査や予防接種を受けるよう重点的に呼び掛けている。 (C)時事通信社