厚生労働省は14日、病気やけがをした外国人観光客らを受け入れ可能な医療機関を、都道府県が選定する仕組みをつくる方針を明らかにした。2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、外国人が安心して医療を受けられる体制を整備する狙い。
 同日開かれた、訪日外国人への医療提供に関する有識者検討会の初会合で示した。今年度中に選定して報告するよう都道府県に求め、19年度に公表したい考え。
 同省案によると、重症者を受け入れ可能な救急医療機関を各都道府県で1カ所以上選定。東京五輪と19年のラグビーワールドカップの開催地や、外国人観光客の多い地域などは、軽症者を受け入れ可能な医療機関も選ぶ。いずれも多言語で対応できることが条件。 (C)時事通信社