武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は15日までに、時事通信などとのインタビューに応じ、12月5日に開く臨時株主総会で、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収承認を求めることについて「(株主からの)高い支持率が得られると思っている」と語った。ウェバー社長はニューヨークに滞在中で、インタビューはテレビ会議システムを利用して行った。
 武田薬品は5月、シャイアー買収を発表。臨時株主総会では買収に必要な新株発行に関する議案などを提出し、出席株主の議決権の3分の2以上の賛成を得る必要がある。だが、買収額は7兆円に上る見込みで、武田薬品OBら一部株主が「高過ぎる」として反対する構えを見せている。
 ウェバー社長は買収額が高いとする見方について「その評価は間違っている。保守的な見積価格より低い水準であり、合理的な価格だ」と説明。その上で「これまでに多くの投資家に会い、買収の意味や(金額の)根拠を理解してもらった」と話し、承認に自信を示した。 (C)時事通信社