【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は20日、武田薬品工業によるアイルランド製薬大手シャイアーの買収を承認したと発表した。シャイアーが開発中の一部製剤の売却を条件としたが、武田は既に他社に買い取りを打診しており、欧州委は「もう競争上の懸念は生じない」と結論付けている。
 売却を求めたのは、潰瘍性大腸炎などの治療のための生物学的製剤。欧州委は武田が同じ種類の製剤を既に提供していることから、無条件に買収を認めれば、将来の競争減少につながると判断した。 (C)時事通信社