厚生労働省の部会は21日、脊髄損傷の患者から採取した幹細胞を培養してつくる再生医療製品の製造・販売について、条件付きで承認を認めるとする意見をまとめた。年内にも厚労相が承認する。
 製品は、本望修・札幌医大教授の研究を基にニプロ(大阪市)が申請していた「ステミラック注」。脊髄を損傷し手足が動かなくなるなどしてから約1カ月以内の患者の骨髄液を採取し、中に含まれる間葉系幹細胞を培養した上で体内に戻す。投与した細胞は神経の細胞に変化するなどし、症状を改善すると期待されている。 (C)時事通信社