【パリAFP時事】フランス政府は27日、12月1日の世界エイズデーを前に、エイズウイルス(HIV)感染など性感染症の拡大を防ぐため、医師や助産師の処方箋に基づいてコンドームを購入した場合、費用を払い戻すと発表した。仏国内では若者を中心に性病の感染者が増えている。
 保健当局が7月に発表した調査によると、フランスでは2012~16年、クラミジアや淋菌への感染者数が15~24歳の若年層を中心に約3倍に増加。避妊具を適切に使わず性交渉するカップルが増えたことが原因とみられている。
 HIVに関しては、16年だけで約6000人の感染が新たに確認され、仏国内の感染者は17万2000人以上と推定されている。HIV撲滅団体の代表者は「予防を促進するものは何でも良いニュースだ」と歓迎した。 (C)時事通信社