人生の最終段階に本人が希望する医療やケアを受けられるよう、あらかじめ家族や医師らと繰り返し話し合う「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」の取り組みについて、厚生労働省は30日、愛称を「人生会議」とすることを決定した。また、「いいみとり・みとられ」の語呂合わせで、11月30日を「人生会議の日」と決めた。
 厚労省は3月、終末期医療の指針を改訂し、ACPの考え方を盛り込んだ。しかし、ACPでは分かりにくいとの指摘があり、国民になじみやすい愛称を公募。タレントの小籔千豊さん、放送作家の小山薫堂さん、サントリーホールディングス社長の新浪剛史さんら8人の選定委員会が、1073件の応募作品から選んだ。
 作品が採用された浜松市の看護師、須藤麻友さん(29)は、厚労省内で開かれた発表会で「日本中の方々が食卓の場など身近な場面でも話せるぐらい浸透してほしいという思いを強く持ち、人生会議とした」と話した。 (C)時事通信社