ブラジルの大学の研究チームは5日までに、脳卒中により死亡した女性から子宮の移植を受けた女性(32)が出産に成功したと英医学誌ランセットで発表した。子宮移植を受けた女性の出産例はあるが、死後の臓器提供による出産は世界で初となる。
 AFP通信によると、研究チームの医者は「子宮の問題による不妊症を抱える女性にとって新たな選択肢を提供できると実証した」と声明で述べた。
 出産したのは生まれつき子宮を持たない女性で、くも膜下出血により死亡した45歳の女性の子宮の移植手術を2016年9月に受けた。翌年12月、妊娠36週近くで帝王切開により2550グラムの女児を出産。母子共に健康で、その後の経過観察も良好だったという。 (C)時事通信社