厚生労働省は10日、風疹の患者数が増加している大阪府、福岡県や域内の保健所設置市に対し、妊娠を希望する女性や妊婦の家族らが積極的に抗体検査を受けるよう周知を求める通知を出したと発表した。免疫力が低い場合には、優先的に予防接種を受けられるようにする。
 通知は7日付。厚労省は10月、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知の5都県に関しても同様の通知を出している。厚労省はこれらに加え、大阪と福岡の両府県にも重点的な対策を求めた。
 妊婦が風疹に感染すると、赤ちゃんが心臓病や難聴、白内障などの障害を持って生まれる可能性がある。予防には2回のワクチン接種が有効とされるが、妊娠後は接種できない。 (C)時事通信社