厚生労働省は11日の自民党の会合で、将来の年金額を知らせる「ねんきん定期便」など年金関係書類の見直し案を報告した。受け取り開始を70歳まで遅らせれば、毎回の受給額が最大42%増える仕組みを周知するため、グラフで分かりやすく明示したのが主な変更点。2019年4月から見直す。
 年金の受給開始時期は原則65歳で、60歳から70歳までの間で選択可能。時期を遅らせるほど受け取る年金額は増えるが、厚労省によると受給繰り下げを選択している人は1%程度にとどまる。自民党の小泉進次郎厚労部会長らはこうした状況を問題視し、関係書類の改善を要請していた。 (C)時事通信社