厚生労働省は19日、アスベスト(石綿)を吸って肺がんなどを発症し、2017年度に労災認定などを受けた人が働いていた879事業所を公表した。このうち初公表は637事業所。
 同省によると、17年度は1039人が肺がんや中皮腫、石綿肺などで労災認定されたほか、15人に石綿健康被害救済法に基づく特別遺族給付金の支給が決まった。このうち、一人親方(個人事業主)や勤務先不明を除く992人分の事業所名や作業状況、石綿の取扱期間などを公表した。
 同省はホームページに一覧を掲載。20、21両日は午前10時~午後5時に電話03(3595)3402で相談に応じる。また、患者団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」も両日、ホットライン(0120)117554を設ける。 (C)時事通信社