武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は7日、記者会見し、約7兆円を投じるアイルランド製薬大手シャイアーの買収に関し、「グローバルな研究開発型のリーディングカンパニーになる」と決意を語った。買収手続きは8日に完了。世界の上位10社に入る巨大製薬会社が誕生する。
 日本企業による海外企業の合併・買収(M&A)としては過去最大。シャイアー買収後の武田の売上高は3兆4000億円に倍増する一方、約5兆円の有利子負債を抱えることになる。市場では巨額の負債に対する不安がくすぶるが、ウェバー社長は買収に伴うコスト削減効果などが利益を年1500億円底上げすると強調。「早期に返済できる」と自信を示した。 (C)時事通信社