地域医療機能推進機構は21日、福井勝山総合病院(福井県勝山市)の前薬剤科長(55)が病院の医薬品を第三者に売却し、2700万円相当を横領していたと発表した。機構はうち医薬品2品目、600万円相当を横領したとして昨年7月付で懲戒解雇し、同9月に業務上横領と医薬品医療機器法違反の疑いで県警勝山署に告訴状を提出した。
 機構によると、前薬剤科長は2014年5月~18年3月、医薬品10品目を院外の第三者に無許可で売却した。抗がん剤など高額なものを選んでいたとみられる。調査に横領を認め、今月までに全額を返還したという。 (C)時事通信社