津市で昨年末に開かれた宗教団体の研修会で、はしかの集団感染が発生し、参加者だけでなく家族や医療関係者なども合わせ三重県の内外40人以上に広がっていることが分かった。県が23日までに発表し、感染拡大の恐れもあるとして注意を呼び掛けている。
 研修会は宗教団体「ミロクコミュニティ救世神教」(津市)が昨年12月23~30日に市内の教団施設で開催した。三重や愛知、岐阜、和歌山各県などから10~30代の男女計49人が参加。今月22日までに参加者のうち少なくとも29人が感染し、接触のあった津市の1~4歳児も含め計43人が発症した。
 教団は同日、ホームページに「おわび」文を掲載。教団が医薬に依存しない健康などを基にした信仰を重んじていることで、「ワクチンを接種していない信徒もあり、結果的に多くの感染者が出てしまい、社会的に不安が生じる結果を招いてしまった」と説明している。 (C)時事通信社