「医薬に依存しない健康」などを基にした信仰を重んじる宗教団体が昨年末、津市で開いた研修会で発生したはしかの集団感染で、開催した「ミロクコミュニティ救世神教」(同市)は23日、研修会に7府県から中高生やスタッフの大学生ら計49人が参加したと明らかにした。三重県によると、同日時点で研修参加者と家族、医療関係者ら少なくとも計46人が感染しており、注意を呼び掛けている。
 教団によると、研修会は昨年12月23~30日に津市内の教団施設で開催。新潟、岐阜、愛知、三重、滋賀、和歌山、大阪の7府県からの参加者が共同生活し、講義などを通じて教義や信仰を学んだ。中高生は26~29日に参加した。講義は一つの研修室で行われ、就寝場所は男女別に数人ずつ別の部屋に分かれていた。
 教団は取材に、ワクチン接種について、「(接種しないよう)信仰上の強制はしていない。基本的には信徒おのおのの判断に委ねている」と回答した。 (C)時事通信社