東京都内の製薬会社6社などに青酸カリとみられる白い粉末が郵送されていたことが26日、警視庁捜査1課への取材で分かった。「偽の薬を流す」などと書かれ、金銭を要求する脅迫文も同封されていた。同課は文面が酷似していることから、同一人物が送ったとみて恐喝未遂容疑で捜査を始めた。
 同課によると、粉末などが届いたのは製薬会社6社のほか毎日新聞東京本社で、25日に各社から被害相談が相次いだ。粉末は少量で透明なポリ袋に入っており、同課は簡易鑑定の結果、青酸カリの可能性が高いと判断した。
 脅迫文には「青酸カリを入れた。偽物の薬を作って流通する。2月22日まで3500万ウォンをビットコインで送りなさい。送らなければ悲劇が起こる」と印刷されていた。
 差出人の一部は「麻原彰晃」となっていたほか、死刑が執行された複数のオウム真理教元幹部や、暴力団幹部の名前が書かれたものもあった。消印はいずれも都内だった。 (C)時事通信社