ヒトの免疫細胞内のたんぱく質に、エイズウイルス(HIV)の増殖を防ぐ働きがあることを、熊本大エイズ学研究センターの有海康雄准教授らのチームが発見した。論文は1日までに米科学誌に掲載された。
 このたんぱく質は、免疫細胞の一種であるマクロファージ内にある「アポリポたんぱく質E」。
マクロファージにHIVが感染すると、このたんぱく質が増え、HIVの外膜部分を分解して増殖を防ぐことが分かったという。
 有海准教授は「HIVは増殖が速く、このたんぱく質があってもエイズは発症してしまうが、新たな治療法の開発などが期待できる」と話している。 (C)時事通信社