【ロンドン時事】「ビールをワインよりも先に飲むと二日酔いになりにくい」という古くからの言い伝えは間違い-。欧州の研究者が調べたところ、飲む順番は二日酔い防止には効果がないことが明らかになった。
 調査結果をまとめた論文が医学誌「米臨床栄養学ジャーナル」に8日掲載された。調査は独ウィッテン・ヘルデッケ大と英ケンブリッジ大の研究者らが共同で実施した。
 「ぶどう(ワイン)か穀物(ビール)か。両方を飲むのは良くない」という言い伝えも間違いであることが分かった。二日酔いは「ちゃんぽん」が原因ではなかった。
 調査は19~40歳の男女90人を三つのグループに分け、ビールとワインを飲む順番を入れ替えたり、ワインかビールのどちらかにしたりしながら、さまざまなパターンで二日酔いの状況を調べた。結果はお酒を飲む順番による違いはなかったという。
 執筆者のウィッテン大のケーヒリング氏は「真実は、お酒を飲み過ぎると二日酔いになる可能性が高いということだ」と注意を呼び掛けた。 (C)時事通信社