遺伝性不整脈のうち、失神や突然死を引き起こす「先天性QT延長症候群」は、原因遺伝子の違いにより、発作を起こしやすい年代や性別、突然死に至る確率が異なることが分かった。遺伝子別の主要3タイプのうち、睡眠中や安静時に起きやすい3型は、発作自体の頻度は他の2タイプより低いが、最も危険な心室細動や突然死の確率が高かった。
 日本医科大大学院の清水渉教授や国立循環器病研究センターの相庭武司部長らが14日、国内11施設の患者計約1100人を厚生労働省の支援を受けて調査した成果として発表した。論文は米医師会の専門誌電子版に掲載された。
 水泳やマラソンなどの運動中に発作が起きやすい1型や急に緊張したり驚いたりした際に起きやすい2型は、15歳以上になると女性の方が男性より失神や突然死を起こす確率が高かった。 (C)時事通信社