千葉県野田市の小学4年、栗原心愛さん(10)が自宅で死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件を受け、行政の対応をめぐる問題点を検証する県の「児童虐待死亡事例等検証委員会」第1回会合が21日、開かれた。県の諮問により設置された第三者機関で、検証結果や再発防止策を答申する。
 森田健作知事は冒頭、「県児童相談所が一時保護した子どもの命を守り切ることができなかったのは痛恨の極み」と述べ、原因究明と再発防止を進める考えを示した。
 検証委は弁護士、精神科の医師や臨床心理士、地域福祉などの専門家8人で構成。委員長は川崎二三彦・子どもの虹情報研修センター長が務める。初会合では、県児童家庭課が事件の概要を説明し、検証の進め方などについて協議した。川崎委員長は会議終了後、児相をはじめ県内の関係機関へのヒアリングを行う考えを示したほか、沖縄県などにも協力を要請する可能性が高いと説明した。 (C)時事通信社