東京地検は5日、東京都足立区の病院で2016年、手術直後の女性患者の胸をなめたなどとして準強制わいせつ罪に問われた男性医師(43)を無罪とした東京地裁判決を不服とし、東京高裁に控訴した。
 地裁は先月20日、全身麻酔での手術を受けた女性が意識障害「術後せん妄」状態になり、被害の幻覚を見た可能性を指摘。女性の胸から医師の唾液成分を含むDNAが多量に検出されたとする警視庁の鑑定の信用性にも疑問を呈し、無罪を言い渡した。 (C)時事通信社