【コロンボAFP時事】スリランカのサマラウィーラ財務相は5日、人口2100万人の15%がトイレのない生活をしている現状を改善するため、40億ルピー(約25億円)の予算を計上し、26万世帯にトイレを設置する計画を明らかにした。トイレのない家庭では「屋外で排せつ」が当然の慣習となっている。
 約300万人がトイレと無縁で暮らしている計算になり、財務相は「基本的衛生環境に接していない国民がこれほど多いとは衝撃だ。年内にトイレを全家庭に行き渡らせる」と宣言した。
 駅などの公共のトイレはあまりに汚く使用不能と財務相は認め、民間活力導入で改善する考えも示した。スリランカの都市部では、駅のトイレは観光客専用になっている例も少なくない。 (C)時事通信社