酒や薬物の依存症に対する理解を深めるイベント「誤解だらけの“依存症”in東京」(主催・厚生労働省)が6日、東京都中央区の時事通信ホールで開かれ、覚せい剤取締法違反罪で有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博さん(51)が「薬物は一時的に止められてもやめ続けることは自分自身では難しい。勇気を出して専門の病院に行ってほしい」と呼び掛けた。
 清原さんがイベントなどの公の場に姿を見せたのは事件後初めて。
 清原さんは終盤の約5分間、薬物依存症に詳しい医師とのトークセッションに参加。「こつこつ治療してきたのを厚労省に認めていただいたのかなとうれしい気持ち。少しでも自分のように苦しんでいる人のためになれば」と参加を決めた心境を明かした。
 その上で「薬物を使っていたときはうそをついて自分を追い詰めてしまい、苦しみの日々でした」と振り返り、「苦しい、つらいと言える環境があるのが(治療の上で)一番大きい」と語った。 (C)時事通信社