東京都福生市、羽村市、瑞穂町でつくる福生病院組合が運営する「公立福生病院」(福生市)で昨年8月、腎臓病患者の女性=当時(44)=が人工透析治療を中止され、1週間後に死亡したことが7日、分かった。都は6日、経緯などを調べるため、医療法に基づき立ち入り検査した。
 病院関係者によると、女性は他の医療機関で透析治療を受けていたが、従来の方法で継続できなくなり、昨年8月9日に来院。担当した外科医が首周辺に管を挿入する治療法を説明した際、透析を中止した場合についても伝え、「命にかかわる」と話したという。
 女性は中止を選択。外科医は、夫と看護師を同席させて改めて説明し、女性が意思確認書に署名した。透析は中止されたが、女性は同14日に入院し、2日後に死亡した。 (C)時事通信社