臨床検査機器メーカー「アークレイ」(京都市)から遺伝子解析装置に関するデータなどの社外秘情報を持ち出したとして、京都府警は8日までに、元社員の男(38)を不正競争防止法違反(営業秘密領得)容疑で書類送検した。持ち出された情報には、全国6医療施設から提供された患者885人分の氏名や遺伝子検査データも含まれていた。外部漏えいは確認されていないという。
 上京署などによると、送検容疑は昨年5月18日、社用USBメモリーに保管していた遺伝子解析装置に関するデータなど16件を私用パソコンに複製。同6月6日、社用パソコンからデータ1件を私用メールに送信した疑い。
 男はデータ計約2万3000件を私用パソコンに複製していた。「勉強の参考にするためだった」と容疑を認めているという。 (C)時事通信社