厚生労働省の労働政策審議会は11日、労災保険の補償対象となる業務上疾病に、化学物質「オルト-トルイジン」を扱う業務によるぼうこうがんを追加する方針を妥当と認め、根本匠厚労相に答申した。4月上旬に労働基準法施行規則(省令)を改正し、施行予定。
 オルト-トルイジンをめぐっては、福井市の工場で扱っていた従業員らが、ぼうこうがんを発症したとして2016年1月以降、労災申請。これを受け、厚労省は有識者検討会などで業務とがん発症の因果関係や業務上疾病に加えるべきかを検討してきた。 (C)時事通信社