愛知県は10日、瀬戸市の養豚場で家畜伝染病「豚コレラ」に感染した豚を新たに確認したと発表した。県は緊急対策会議を経て同日、飼育されている計約4500頭の殺処分に着手した。
 大村秀章知事は対策会議で「愛知と日本の畜産業を守るため、防疫措置に全力で取り組む」と強調。自衛隊に応援派遣を要請した。
 県は9日、瀬戸市の養豚農家から「飼っている豚に発熱症状などが見られる」との報告を受け、立ち入り検査を実施。精密検査の結果、28頭のうち22頭から陽性反応が出た。
 発生場所は養豚場が集まる「養豚団地」内にあり、3月下旬に感染が確認された養豚場に隣接していた。既に移動制限を受けているため、今回確認された養豚場からの豚の移動はないという。 (C)時事通信社