【ニューデリー時事】アフガニスタンの反政府勢力タリバンは11日、支配地域での赤十字国際委員会(ICRC)と世界保健機関(WHO)の活動を認めないとする声明を出した。アフガン政府に対する駆け引きの一環とみられる。アフガン国土の半分近い地域で、保健・医療活動に支障を来す恐れが出てきた。
 タリバンは声明で「ICRCはタリバンとの取り決めを履行せず、WHOのワクチン接種に関連し不審な動きがあった」と述べたが、詳細な理由は不明。アフガンは、筋肉のまひを生じさせる感染症ポリオが根絶されていない世界でも数少ない国で、WHOなどによるワクチン接種が進められてきた。ICRCは戦闘での負傷者の治療に大きく貢献している。 (C)時事通信社