1型糖尿病患者に理由を示さず障害基礎年金の支給を打ち切った処分を違法として取り消した大阪地裁判決を受け、厚生労働省が改めて支給を再開しない方針を決めたことが26日、分かった。原告側が明らかにした。
 同省は原告9人に対し、5月中旬までに詳しい理由を説明した上で、再度打ち切り処分を行うと伝えた。原告側は「救済を期する判決を踏みにじる」として、新たな提訴を検討している。
 11日の判決は、理由の説明を義務付けた行政手続法に違反すると指摘。個別の症状が打ち切り対象かどうかは判断しなかった。双方が控訴せず、判決は26日に確定した。 (C)時事通信社