厚生労働省は9日、免疫の仕組みを利用したがん治療薬オプジーボを投与された患者11人が脳下垂体の機能障害を起こし、うち1人が死亡したとして、製造元の小野薬品工業(大阪市)に対し、薬の添付文書に重大な副作用として追記するよう指示した。
 オプジーボは、2018年のノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑京都大特別教授の研究成果を基に開発されている。
 機能障害が起きたのは脳下垂体で、成長ホルモンなどの分泌に関わる部位。薬の添付文書では、投与中は脳下垂体の検査を定期的に受けることなどを求める。 (C)時事通信社