大津市の交差点で車同士が衝突し、信号待ちしていた保育園児らが巻き込まれ16人が死傷した事故で、通っていた「レイモンド淡海保育園」が13日、再開した。職員らが見守る中、園児らは車や自転車、徒歩で5日ぶりに登園。親に手を引かれたり、抱きかかえられたりして中に入った。
 保育園や運営法人によると、同日午前10時現在、48人が登園。保護者らからは「一緒に頑張っていきましょう」「何でも協力します」などの声が寄せられたという。
 園は事故を受け、臨床心理士らによる職員の心のケアを実施しているほか、市などと連携して園児や保護者のケアも進めている。
 事故は8日午前10時15分ごろ、同市大萱の交差点で発生。園児らが並んで信号待ちしていたところ、普通乗用車と衝突した弾みで軽乗用車が列に突っ込み、伊藤雅宮ちゃん(2)と原田優衣ちゃん(2)が死亡、園児1人が重体となったほか、保育士を含む13人が重軽傷を負った。
 滋賀県警は普通乗用車を運転していた新立文子容疑者(52)=自動車運転処罰法違反容疑で逮捕=の前方不注意が原因だったとみて調べている。 (C)時事通信社