公立福生病院(東京都福生市)で人工透析治療を中止した腎臓病患者の女性=当時(44)=が死亡するなどした問題で、病院が業務改善策をまとめた報告書を都に提出していたことが28日、分かった。患者側から治療中止などの同意を得る際、説明文書に「同意撤回が可能」と明記するほか、病院幹部らが患者側とのやりとりを正確に記録しているか確認するとした。
 報告書の提出は10日で、都は「おおむね改善がみられる」と評価。都は医療法に基づく一連の調査を終える予定で、今後も医師らへの研修体制が強化されているかなどを確認する方針。
 都は3月、医療法に基づき病院に立ち入り検査を実施。患者の意思を確認した記録がないケースもあったなどとして、病院に改善を指導していた。 (C)時事通信社