親の体罰禁止や児童相談所(児相)の体制強化策などを柱とした児童虐待防止関連法改正案が28日の衆院本会議で全会一致で可決された。参院に送られ、今国会で成立する見通し。
 法案には、罰則を設けていないものの、親や児童福祉施設長らが子どものしつけとして体罰を加えることを禁止する規定を盛り込んだ。
 加えて、危険が高いと判断される家庭から子どもを引き離して保護などにつなげる「介入」と、子どもや家庭の「支援」に当たる職員を分け、必要な時に介入しやすくする。専門的な知見に基づいた判断を下せるよう、児相に医師と保健師をそれぞれ1人以上配置することや、弁護士が常に助言できる体制を整えることも定めた。 (C)時事通信社