国立感染症研究所は30日、感染研村山庁舎(東京都武蔵村山市)で地元自治会幹部らと会合を開き、最も危険度が高い病原体を扱える同庁舎の「BSL4」施設で、エボラ出血熱などを引き起こすウイルスを輸入して保管する計画を説明した。大きな反対意見はなく、感染研は、一定の理解が得られたと判断。厚生労働省は今後、輸入病原体として、厚労相の指定を得る作業を進める方針。
 2020年の東京五輪・パラリンピックで訪日客増が見込まれる中、エボラ出血熱などの感染症の病原体が持ち込まれた際、正確な診断を行うことなどが目的。ウイルスは海外の研究機関から今夏にも輸入される見通しという。 (C)時事通信社