厚生労働省は4日、免疫の仕組みを利用したがん治療薬「オプジーボ」と「キイトルーダ」について、投与で結核の発症率が高まる恐れがあるとして、製造元の小野薬品工業(大阪)とMSD(東京)に対し、薬の添付文書に重大な副作用として追記するよう指示した。
 オプジーボは使用との因果関係が否定できない症例が3年間で6例報告された。キイトルーダでも投与後に結核になった4例が報告されたが、いずれも死亡したケースはなかった。
 厚労省は、結核患者には慎重に投与するとともに、異常が認められた場合は投与を中止することなどを求めた。 (C)時事通信社