自民党の厚生労働部会と社会保障制度調査会の合同会議は4日、予防と共生を基本理念に掲げた認知症基本法案を了承した。既に公明党との調整は終えており、両党は議員立法として今国会中に共同提出する方向。今国会での成立は難しい情勢だが、参院選後に想定される秋の臨時国会での成立を目指す。
 法案では基本理念として、予防の推進とともに「認知症の人が尊厳を保持しつつ社会の一員として尊重される社会の実現」をうたった。国民の関心と理解を深めるため、9月を認知症月間、世界保健機関(WHO)などが「世界アルツハイマーデー」に制定している同21日を「認知症の日」と定めることも盛り込んだ。 (C)時事通信社