2016年に入所者殺傷事件が起きた障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)の再生方針について、神奈川県は8日、家族への説明会を開き、同市と横浜市に新設する二つの施設の居室数を、それぞれ66人分ずつにする方針を説明した。
 事件後、県は両市内に計132人分の居住施設を作ることを決定。昨年12月までに、横浜市内の施設で仮住まいしている入所者計123人について、どこで生活を希望するかなどをつかむ意思決定支援をはじめ、家族らからの聞き取りを進めている。施設規模を決めるに当たっては、他施設に移るなどした人を除く100~110人を調査した。
 今後、個々の入所先を決めるとともに、新施設の工事も開始。21年度中に受け入れを始める方向で、希望の施設に入所できない場合は、時期が遅れても入れるように調整する。 (C)時事通信社