厚生労働省と文部科学省は26日、児童虐待防止のための合同プロジェクトチームの会合を開催した。厚労省は、児童相談所(児相)が在宅のまま見守っている子どもの状況を調べた結果、25日時点で18人の児童の安全を確認できなかったと報告した。4月8日時点の前回集計では438人の安否が分からなかったが、新たに420人の安全を確認。残る18人についても面会するなどして確認作業をさらに進める。
 調査は、千葉県野田市で小学4年の栗原心愛さん=当時(10)=が死亡した事件を受けて継続的に行っている。
 文科省も学校などを長期欠席した子どもに対して実施した安否確認の結果を合同チームに報告。4月15日までに教職員らが面会できなかった1999人を改めて調べたところ、704人について虐待の可能性が否定できないとして児相や警察などと情報共有したと明らかにした。残りは虐待の恐れがないと判断した。
 文科省は野田市の事件を踏まえ、2月1日から2週間連続で休んだ子ども18万7462人を対象に緊急点検を実施しており、今回が3回目の集計。虐待の可能性が否定できないとして情報共有した子どもは計1万3742人となった。 (C)時事通信社