乳幼児らが感染し、手足や口に水疱(すいほう)性の発疹ができる手足口病の患者数が過去10年で最多になったことが16日、国立感染症研究所のまとめで分かった。流行の中心が九州から中部地方などに移っているとみられる。感染研は、流行がさらに広がる恐れがあるとして、手洗いの徹底などの予防策を呼び掛けている。
 感染研によると、今月1~7日に全国約3000の小児科から報告された患者数は3万1065人。1医療機関当たりは9.79人で、同時期としては過去10年で2011年の9.72人を上回り最も多かった。
 都道府県別では、最多が福井(31.13人)で、石川(26.76人)、香川(17.11人)、三重(17.05人)、滋賀(16.41人)などが続いた。手足口病の患者は、6月時点では九州で目立ったが、その後、流行の中心が中部地方などに移ったとみられる。 (C)時事通信社